ここは現在分析中の豊島岡女子学園中学の解説コーナーです。
解説の最後に、同じ学校の同じ年度の問題で、解説した問題より少し簡単そうな問題を
1問出題しています。それはテイクアウト用です。お持ち帰りになってご家庭でお召し上がり下さい。
解答送信の際は「T+番号」でお願いしますね。
<注意>
解説した問題とテイクアウト問題には、単元的な関連はありません。
同じ学校の同じ年度の問題という意味での関連です。
ボク一人で全部解説しきれないので、皆さんと連携して進めるために
テイクアウト問題を用意してみたのです;^^) 一緒にがんばってください!
サンタクロースをクリックすると、問題ページにバックします。

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第3問 豊島岡女子学園中学校 2000年度−4番(3) 解説と解答
<解説>
立体図形と規則性の融合問題です。ただし、立体に関する知識はあまり必要ないですね。
積み木立体の表面積は6つの方向からカウントするという鉄則を知っておけば十分です。
むしろ、規則性のウェイトが濃い問題なので、規則性が得意な人には易しかったと思われます。

操作を繰り返していくと、上に示したように立方体は増えていきます。
図ア(図ウ)は操作を2回行った立体、図イ(図エ)は操作を3回行った立体です。
問題では操作を5回行っていますから、
正面から見える面の数は、図ア、図イの続きを考え、1+3+5+7+9+11=36個
真上から見える面の数は、図ウ、図エの続きを考え、(1+3+5+7+9)×2+11=61個となります。
正面から見える個数は、前後左右の4方向から同じ個数になり、
真上から見える個数は、上下の2方向から同じ個数になります。
したがって、すべての方向(6方向)から見える面の数は、36×4+61×2=144+122=266個
1個分の正方形の面積は1×1=1cm2だから、求める表面積は1×266=266cm2です。
<解答> 266cm2
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テイクアウト問題 豊島岡女子学園中学校 2000年度−3番
<T3>
川の上流にA町、下流にB町があり、川に沿って道路があります。
川では、静水での速さが等しい2そうのボートが、静水での速さを一定に保ちながら
A町とB町の間を往復しています。道路では自動車が一定の速さで走っています。
川の流れの速さは時速3kmです。
今、2そうのボートがそれぞれA町、B町を同時に出発したとき、
出会うまでに進んだ距離の比は4:1でした。
また、ボートと自動車がそれぞれA町、B町を同時に出発したとき、
出会うまでに進んだ距離の比は1:4でした。
さらに、ボートと自動車がA町を同時に出発すると、自動車がB町に着いたとき、
ボートはA町からB町に向かって6kmの地点にいました。
このとき、次の各問いに答えなさい。
(1)ボートの静水での速さは時速何kmですか?
(2)A町とB町の間は何kmありますか?
(3)花子さんがA町をボートで出発したところ、ある地点で忘れ物に気がつき
すぐにそのままボートでA町にもどり、
もどってから30分後にA町から自動車でB町に向かいました。
結局、忘れ物をせずにボートで行ったときにB町に着くはずであった時刻に
B町に着きました。
花子さんがA町に引き返した地点はA町から何kmのところですか?
おなじみ流水算の問題です。流水算が不安な人は、
みんなの算数講座PART2の第7講座をじっくりお読みください。
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第2問 豊島岡女子学園中学校 1999年度−6番 解説と解答
<解説>
N進数の問題です。この問題では、0、1、2、3という数字を使っているから4進数です。
3までだから3進数ではありません。0〜3までの4個の数字を使っているから4進数です。
N進数のNは使っている数字の個数、すなわち<一番大きい数字+1>で決まります。
これからしばらくこの学校ばっかり分析しますけど、1999年あたりは、まだ簡単だったみたいですね。
この数年、豊島岡のレベル充実はめざましいものがありますが、偏差値の上昇とともに算数が難しくなる。
どうやらこれは事実のようです。問題が増えていくにつれ、みなさんもそう感じると思いますヨ。
4進数は、下位(右)の位から順に、1の位、4の位、4×4=16の位、4×4×4=64の位です。
※N進数の詳しい解説は、みんなの算数講座
初心者編 第4〜5講座をどうぞ!
(1)まずは、基本の確認も含め、ていねいに考えます。(解説文中の青いカラー数字は4進数を示します)
計器の [3101] は4進数の3101です。これを10進数に直すと、64×3+16×1+4×0+1×1=209
になり、
これはDのダイヤルが209めもり動いたことを示しています。
Bのダイヤルは、Dのダイヤルが16めもり(4×4)動くと1めもり動きますから、
それを4倍して、Dのダイヤルが64めもり動くと、Bのダイヤルは1回転します。
209÷64=3回転あまり17 あまりの17は、Bの3回転後にDが動いためもりです。
この間にBは1めもり動きますから、Bは3回転と1めもり、つまり3と1/4回転したことがわかります。
【略解】Aのダイヤルが最初に3を指した状態は、すなわち、となりのBが最低3回転したことを示しています。
Bは3回転してさらに1めもり。よって、3と1/4回転です。
(2)大玉3個、中玉7個、小玉16個で動くDのめもりは、4×3+3×7+1×16=49めもり
(1)と逆に、これを4進数に直すと計器のダイヤルの状態がわかります。
筆算図は省略しますが(心配な人は初心者講座
第4〜5講座を!)10進数の49を4進数に直すと
301 です。
計器は4ケタあるから上位の位に0を収め、0301が正解となります。
(3)計器の示す [2312] は4進数の2312です。
これを10進数に直すと182となり、これはDのダイヤルが182めもり動いたことを表しています。
中玉20個によって、Dのダイヤルは3×20=60めもり動きますから、
大玉と小玉によって動いためもりは 182−60=122めもりです。
なるべくたくさん大玉を使う条件ですから、122÷4=30あまり2 ←大玉1個で4めもり
よって、大玉が30個とわかり、残りの2めもりは2÷1=2より、小玉2個によって動きます。
<解答> (1)3と1/4回転 (2)[0301] (3)大玉30個
小玉2個
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テイクアウト問題 豊島岡女子学園中学校 1999年度−3番
<T2>
自転車Aは車輪の半径が30cm、
ペダルを1回転すると車輪が2と2/3回転します。
このとき、次の各問いに答えなさい。
(1)ペダルを1回転させると自転車Aは何cm進みますか?
小数で答えなさい。
(2)自転車Bはペダルを1回転すると車輪が1と1/2回転します。
自転車Aと同じ距離をいっしょに進んだところ、自転車Aではペダルを300回転、
自転車Bではペダルを800回転させました。自転車Bの車輪の半径を求めなさい。
ただし、円周率は3.14とします。
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第1問 豊島岡女子学園中学校 1999年度−5番 解説と解答
<解説>
速さの応用、動点移動の問題です。旅人算でもあり、規則性も使える良問です。
だけど…
豊島岡といえば、都内トップクラスの女子進学校ですが、本問に関しては、信じられないミスがありました。
このHPでの掲載にあたっては、ボクが一生懸命問題文を直しましたが、
原題では、動くのが点でなく、ナント3人の女の子だったんです。
どう考えても、1辺3cmの周上を人間が歩くのは変でしょう?
出題者の先生が、よほど疲れていたのかも知れません。トップ進学校でもこんな事件があるんです;^^)
3つの点をまとめて考えるのは難しいので、2つずつ組にして考えるのが上手な作戦です。
PがQにはじめて追いつくのは 4÷(2−1)=4秒後。
さらに4秒たつと(通算8秒後)、PはQを追い抜き4cm前方へ出ます。
そのとき、PはQを8cm後方から追いかけることになるので、
さらに4秒たつと(通算12秒後)、PはQの4cm後方に迫ります。
そしてさらに4秒たつと(通算16秒後)、PはQに追いつきます(2度目)。
このことから、PとQの間には次のような規則性が発見できます。
PがQに追いつく 4秒後、16秒後、28秒後、40秒後、… (ア)
PがQを4cm追い抜く 8秒後、20秒後、32秒後、44秒後、… (イ)
PがQの後方4cmに迫る 12秒後、24秒後、36秒後、48秒後、… (ウ)
次に、まったく同じことをQとRで考えます。
QがRにはじめて追いつくのは 4÷(1−0.6)=10秒後。
さらに10秒たつと(通算20秒後)、QはRを追い抜き、4cm前方へ出ます。
そのとき、QはRを8cm後方から追いかけることになるので、
さらに4秒たつと(通算30秒後)、QはRの4cm後方に迫ります。
そしてさらに4秒たつと(通算40秒後)、QはRに追いつきます(2度目)。
このことから、QとRの間には次のような規則性が発見できます。
QがRに追いつく 10秒後、40秒後、70秒後、… (エ)
QがRを4cm追い抜く 20秒後、50秒後、80秒後、… (オ)
QがRの後方4cmに迫る 30秒後、60秒後、90秒後、… (カ)
さらにRとPについて考えてもよいでしょうが、それは省くことができます。
(1)の解答は、(イ)と(オ)または(ウ)と(カ)に共通する時間でOKです。
(イ)と(オ)に共通する時間なら、PがQの4cm前にいて、QはRの4cm前にいますから、
PとRも4cm離れているはずです。(ウ)と(カ)に共通する時間でも同じことです。
※(イ)と(カ)、(ウ)と(オ)に共通する時間では、PとRが重なってしまうからダメ。
(1)の解答は、(イ)と(オ)に共通する20秒後です。
(2)の解答は(ア)と(エ)の一致で、40秒後となります。
<解答> (1)20秒後 (2)40秒後
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テイクアウト問題 豊島岡女子学園中学校 1999年度−4番(1)
<T1>
下の図のように、円柱Aから同じ高さの円柱Bをくり抜いたところ、
円柱Aと同じ表面積を持つ立体Cができました。
このとき、円柱Aの底面の半径は20cm、円柱Bの底面の半径は4cmでした。
円柱Aの高さは何cmですか? ただし、円周率は3.14とします。

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