みんなの 講座
PART2

今回は、オトナでも子供でも使える、暇な時間の潰(つぶ)し方を紹介します。
ただし、1人では絶対つまらないので、2人以上で遊んでくださいネ!
きっと盛り上がると思いますよ〜。
あなたは、下に並べた3枚のカードを用意して、誰かに次の質問をしてください。
「1〜7の整数のうちで、好きな整数を1つだけ思い浮かべてください。」
相手が1つの整数を思い浮かべてくれたら、あなたは用意した3枚のカードを相手に見せ、
「あなたの思い浮かべた整数が書いてあるカードはどれですか?」
と聞きます。
相手が答えてくれたら、
あなたは、相手の答えたカードの左端に書いてある整数をすべてたしてください。
その合計が相手の思い浮かべた整数です!!!
みなさんはこの数当てゲームの仕組みがわかりますか?
すぐにわかった人はだいぶ鋭い人だと思いますヨ。
実はコレ、2進法を利用したゲームなんです。
2を0乗、1乗、2乗した数はそれぞれ1、2、4ですね。
これがカードの左端に書いてある数です。
Aの左端 20=1 ※どんな数も0乗すると1 詳しくは中学、高校の指数法則で学習します
Bの左端 21=2 ※普通、1乗の指数は書きませんが、ここではあえて1乗と書きました
Cの左端 22=2×2=4
さて、この1、2、4を複数組み合わせて加えること(または単独)によって、
1から最大7までの整数を表すことができます。
ここではすべてを列挙してみましょう。
各整数の構成 … その整数が書かれているカード
1 1だけ … Aだけ
2 2だけ … Bだけ
3 1+2 … AとB
4 4だけ … Cだけ
5 1+4 … AとC
6 2+4 … BとC
7 1+2+4 … AとBとC
ここでもう一度カードを観察してください。
たとえば 3=1(A)+2(B) だから、AとBのカードに3が書いてあります。
6=2(B)+4(C)だから、BとCのカードに6が書いてあります。
・・・
これが初めに書いた数当てゲームの秘密なのでした。
相手が自分の思った整数の書いてあるカードを答えると、
それはすなわち、その整数の構成に1、2、4が含まれているかどうかを
答えていることになるわけです。
こうやって種明かしをしてしまうと、とても単純な理屈でしょう?
でも、せっかくここまで理解したのですから、
ついでにもう1枚カードを増やして、4枚の場合も考えてみますね。
4枚の場合は 23=2×2×2=8
ですから、
左端に8と書いてあるDのカードが登場します。
もう、カードへの整数の収め方は大丈夫ですね?
9=1(A)+8(D)より、9はAとDのカードに記入し、・・・
13なら1(A)+4(C)+8(D)より、13はAとCとDのカードに記入します。
・・・
このように4枚のカードを用意した場合、数当ての最大値は15まで延びます。
もし5枚目がある場合、5枚目の左端は
24=2×2×2×2=16になるので、
その1つ手前の15までというわけですね。
なかなか楽しそうでしょう?
カードが3枚や4枚だと数当ての最大値が小さいので、
カードを5〜6枚に増やせば数当ての最大値も上昇し、
お誕生日会や宴会や結婚式での、ちょっとした余興にも使えると思います。
ボクもこないだ招待された結婚式で、新婦の年令を的中させてウケましたよ^^
だけど7枚以上はやめた方がいいかも。
7枚以上になると、カードに書いてある数が大きく(多く)なるので、
聞かれた人が、書いてあるカードを間違えて答えたりすると失敗に終わるし、
あなたが計算間違いをしてもオシャカです。
場をシラけさせないためにも、催し物を失敗させてはいけません。
ボクの経験だと、6枚が一番オススメですかね;^^)
あ、そうそう、すでに気づいていた人も多いと思うけど、
Aのカード … 1から始まる奇数列
Bのカード … 2から始まり +1 +3
+1 +3 と増えていく
Cのカード … 4、5、6、7/12、13、14、15/のような4連続数のまとまりが続く
このように、各カードに書かれる整数には、
調べてみると面白い規則性がいろいろ発見できます。
D以下のカードの規則性は、自分で考えてみてくださいね。
今回は、いつもと趣(おもむき)を変えて、
勉強というよりは、算数への興味を広げていただくための
ちょっと楽しい整数のお話でした。
宿題って感じの講座じゃないんだけど、宿題を期待している人も多そうなので、
一応宿題作っておきますね。
ではこれでオシマイ。 第16講座でまたお目にかかりましょう。
最後に<わかった〜?>があります。
できた人は、トップページ(または目次ページ)にある
「解答用紙」のボタンから解答を送信してください。
正解の場合、個人正解ボックスのページに掲載いたします。
|