みんなの講座 PART2




今年の5月10日が水曜日のとき、
今年の10月23日は何曜日でしょうか?

このような問題を日暦算(にちれきざん)といいますが、ちょっと古くさい言葉なので、
ボクは最近カレンダー算と言い直しています。

ボクが慣れているだけかも知れませんが、30秒もあれば答えがわかります。
計算はほとんど必要ないですね。
シャープペンとちょっとしたメモスペースがあれば解けちゃう。
ホントに熟練したら、アタマの中だけで済んじゃうかも知れません。

子供たちが塾で勉強するのは4〜5年生の段階ですが、
いまだに結構やっかいな原始的な方法で教えるんですよね。
もちろんそれが悪いとは言いません。ていねいにやることは素晴らしいことです。
ではちょっとやってみましょうか。一番よくある普通の教え方。
こうです↓

【普通の教え方】

方針1 題意に指定された開始日(5月10日)を1日目としたとき、
     終了日(10月23日)が何日目かを調べる。

     31−10+1=22日 → 5月は大の月で31日まで。
                    開始日が10日なので、
                    残された5月の日数は22日間ある
     
     22+30+31+31+30+23=167日
     → 中間にある6〜9月は全日数をたし、最終10月は終了日までたす

方針2 1週間は7日なので、7で割って余りを調べる。

     167÷7=23あまり6

方針3 あまりが1のとき、開始日と同じ水曜日。(∵1÷7=0あまり1)
     あまり2以降は順次曜日がずれていく。
     あまり2→木  あまり3→金  あまり4→土  あまり5→日
     あまり6→月  あまりナシ→火
     
解答  この場合はあまり6なので月曜日

これはこれで基本に忠実な立派な解法です。
でも、せっかくこのコーナーにいらしてくれたお父さんやお母さんのために、
絶対にお子様が喜ぶ秘伝の技を伝授しておきましょう。ワクワク。

「お父さん(お母さん)こんな方法知ってるぞ(わよ)」
するとたぶんお子様は
「すごいね〜!お父(母)さん。 ボクお父(母)さんのこと見直しちゃったよ!」
まあそんな親権回復はどうでもよいんですが、大事なのはそんなやり取りを通じて、
お子様の算数への関心がきっと高まるということ。
「いろいろできるから算数は楽しいんだね」「(^0^)」
めでたし、めでたし。

【さんじゅつまん伝授の秘策】


 同じ日にち(date)の翌月での曜日は次のとおり。

 通過する月末が
 31のとき(大の月)    3つ進む
 30のとき(小の月)    2つ進む
 29のとき(うるう年2月) 1つ進む
 28のとき(平年2月)   変わらない

この秘策を使いますと、題意の開始日が5月10日水曜日ですから、
 6月10日は、5月末が31だから、3つ進んで 木 金 
 7月10日は、6月末が30だから、2つ進んで 日 
 8月10日は、7月末が31だから、3つ進んで 火 水 
 9月10日は、8月末が31だから、3つ進んで 金 土 
 10月10日は、9月末が30だから、2つ進んで 月 

7を加えた日にちの曜日は同じだから、
10月10日が火曜なら 10+7=17日も火曜 17+7=24日も火曜

題意の終了日10月23日はその前日だから月曜日

ね、難しい計算は何もなかったでしょう?
紙に月〜日までの曜日だけ書いておいて、
あとはシャープペンをちょこちょこ動かせば簡単に答えがわかっちゃう。
もちろん、上に書いた進む数の根拠は31や30を7で割ったときのあまりです。
あ、あと、いやらしい問題では、この話にうるう年を絡(から)めたりするから
それは要注意ですね。

そうそう、さっき書いてて思ったんだけど、
みなさん「シャープペン」の和名って知ってます? 普通知らないですよね。
こないだ仲間の先生に聞いたんだけど「自動繰り出し鉛筆」って言うんだって!
あれ?本題のカレンダーより、そっちに感心してるお母さんっ! ねえねえちょっと、、、

今回はこれでおわります。 


最後に<わかった〜?>があります。
できた人は、トップページ(または目次ページ)にある
「解答用紙」のボタンから解答を送信してください。
正解の場合、個人正解ボックスのページに掲載いたします。


 <わかった〜? W2> 
 ある年の大晦日(12/31)は日曜日でした。
 この年の子供の日(5/5)は何曜日でしたか?