みんなの 講座
PART2

まさかつるかめ算を知らなくて、ここへ来た人はいませんよね。
え?知らない? う〜ん、それは困りました。
だって今回のテーマはつるかめ算の発展形だから、つるかめ算を知らないと
話にならない気がするんだよな。
だから、つるかめ算を知らない人は、少しつるかめ算の復習をしてから
出直してください! ※PART1の第28講座でつるかめ算に触れています
冷たいようだけど算数は積み上げが大事な科目。
一度習ったことを忘れていては、思うように先へは進めません。
2の跳び箱の上に3の跳び箱がないのに4の跳び箱は乗せられないでしょう?
うん、なかなか説得力があったなあ。
てなわけで、こっから先はつるかめ算発展バージョンのお話です。
にわとり、うざぎ、みんみんぜみが全部で26匹いて、
足の本数の合計は108本でした。
また、うさぎの数はにわとりの数の2倍です。
にわとり、うさぎ、みんみんぜみはそれぞれ何匹いますか?
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そうそう。
1個体ごとの足の本数が異なる3種類の動物が出てきてる。
これがもし2種類の動物だったら、それはつるかめ算。
やっぱりもう一度復習しよっか、つるかめ算。
ひばりと馬があわせて15匹いて、
足の本数の合計は38本でした。
ひばりと馬はそれぞれ何匹いますか?
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これはつるかめ算。
塾や先生のカラーでいろいろな教え方があるけど、
ボクは「計算だけで乗り切っちゃえよ」ってタイプ。
面積図や表も悪くはないけど、この程度のつるかめ算でいちいちそんなことしてるんじゃ、長い受験勉強の先が思いやられちゃうゾって感じかな。
面積図がよくできた算数ツールなのは疑いないけど、こんな基礎つるかめくらい、
計算オンリーで済ませちゃうのが現代風。
今回のタイトルだって 脱・面積図宣言 だもんね〜。
じゃあ計算だけでつるかめ攻略。
手順1 すべてをどちらかの動物にしたときの足の本数を求める
上の例では、すべてがひばりだったとして、
足の本数は 15×2=30本
手順2 実際の足の本数との差を求める
38−30=8本
手順3 ひばり1羽を馬1頭に変えることで足は2本ずつ(∵4−2)増えるから
足を8本増やすために必要な馬の数は
8÷(4−2)=4頭 ・・・ 馬
15−4=11羽 ・・・ ひばり
さて復習終了。そして最初の問題へ。
にわとり、うざぎ、みんみんぜみが全部で26匹いて、
足の本数の合計は108本でした。
また、うさぎの数はにわとりの数の2倍です。
にわとり、うさぎ、みんみんぜみはそれぞれ何匹いますか?
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これはつるかめとんぼ算、つるかめカブト虫算などと呼ばれている
3種類のつるかめ算です。
方程式用語でいえば、未知数(変数)が3つありますから、条件も3つ必要で、
問題をみると確かに3つの条件があります。
1.全部で26匹 2.足は全部で108本 3.うさぎがにわとりの2倍
早速解きますが、もちろんここでも 脱・面積図宣言!
面積図は使わずに、計算式だけで乗り越えてしまいましょう。
<手順1>
3つ目の条件を使って問題を普通のつるかめ算に直します。
うさぎとにわとりの数の比が2:1だから、
うさぎとにわとりについて足の本数を平均化させると、
にわとり1羽の足は2本
↓
(4×2+2×1)÷(2+1)=10÷3=10/3(本)
↑
うさぎ1匹の足は4本
このことで、うさぎとにわとりの足の本数が平均化され、
1個体ごとの足の数が10/3本であるような新動物うさトリが誕生しました。
※1個体の足の数が分数とは奇妙に感じるかも知れません。
しかし、これは考え方の中の一時的な現象で、最終解答はきちんと整数に戻ります。
<手順2>
想定動物うさトリとみんみんぜみについての普通のつるかめ算と考えます。
すべてがみんみんぜみだとすると、
足の合計本数は 26×6=156本
実際の足の本数との差は 156−108=48本
みんみんぜみ1匹をうさトリ1匹に変えると、
足の数は 6−10/3=8/3本 ずつ減っていく。
よって、うさトリの数は 48÷8/3=18匹 ・・・ 想定動物うさトリ
みんみんぜみの数は 26−18=8匹 ・・・ みんみんぜみ
<手順3>
手順2で求めた想定動物うさトリ18匹を にわとり:うさぎ=1:2
になるように比例配分します。
18÷(1+2)=6匹 ・・・ にわとり
6×2=12匹 ・・・ うさぎ
いかがでしたか?
今回のテーマは、「つるかめ算は面積図」という先入観にとらわれるのではなく、
頭の中だけでロジック(式)を組み立てていく脱・面積図宣言のお話でした。
上にも書きましたが、確かに面積図は算数のお便利ツールです。
それはボクも異論ないですよ。現に面積図がないとど〜にもならない問題もあります。
しかし、とかくツールツールとそればかりに頼っていると、
ものごとの本質を忘れてしまいがちになるものです。
頭の中だけで式を組み立て、今自分は何を考え、そして何を求めようとしているのか?
そのことをいつも意識しておくことが算数力UPに不可欠な要素です。
この講座に出ている程度のつるかめ算(つるかめとんぼ算)なら、
スラスラと式だけで解けるようにしよう!
お子様には自信を持ってそうご指導下さい。
面積図の重要性はまたの機会にやりましょう。
矛盾するようですが、いつも言うように「いろいろできるから算数は楽しい」のです。
ワンパターンな人は算数失格。
答えはonly oneですが、アプローチの方法は無限大!
うんうん、お父さんの大好きなゴルフとよく似てますね〜 算数って。
最後に<わかった〜?>があります。
できた人は、トップページ(または目次ページ)にある
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正解の場合、個人正解ボックスのページに掲載いたします。
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