みんなの 講座

タイトルを見ただけで今回のテーマを見抜かれた方は天才です。
いや、天才というよりは予知能力者!!! 無理です、これは;^^)
それにしても、インパクトの強いタイトルにして
講座を読ませようという魂胆(こんたん)がミエミエですね。
でも狙いがバレたついでに、
コーヒショップ・リーの秘密は最後まで隠しておきましょう。
途中でわかっちゃうかな。 途中でわかってもあなたはだいぶ鋭いですよ。
では少しずつテーマの方向へ。
星野君が2000円、原君が1500円持っていたとしましょう。
2人の所持金の比は何対何ですか? ハイ、簡単。 4:3です。
この2人が親切な野村さんからおこづかいをもらいました。
年上の星野君が400円、原君が300円です。
もらったおこづかいの比は? ハイ、これも簡単。やはり4:3です。
では、初めの所持金に、もらったおこづかいを加えてみましょう。
星野君は 2000+400=2400円
原君は 1500+300=1800円 になります。
それでは、最終的な2人の所持金の比は?
そうそう。これまた4:3です。
このように、ある決まった比(A:B)の量に対して、
同じA:Bの量を加えた場合、合計の量もA:Bとなり、
このような性質を、算数では加比の理(かひのり)といいます。
※引いても同じこと
簡単だねえ。こんな意見もあるでしょうが、
この加比の理が応用された有名な図形問題があります。
早速、紹介しましょう。

上の図形において、EG:GCを求めてください。
(線分の各数値はcmの省略された実寸とします)
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加比の理を用いる前に、1つ図形の基礎知識を確認しておきます。
(重要)高さが共通な三角形の面積比は、底辺の比と等しい
上の図で、△EBGと△GBCの底辺をそれぞれEG、GCとみると、
2つの三角形の高さは共通です。※BからECに垂直に引く線が高さ
とすると、EG:GCの長さの比は、△EBGと△GBCの面積比と等しい。
つまり、△EBGと△GBCの面積比がわかれば、EG:GCがわかるわけです。
しかし、残念ながら△EBGと△GBCの面積は簡単に求めることができません。
そこで、EとF、FとCをそれぞれつないでみてください。
面積比がEG:GCの比と等しくなる三角形が、また1組現れました。
△FEGと△FGCです。しかしこれもダメ。面積は簡単に求められません。
そしていよいよ加比の理の登場です。
△EBGと△GBCの面積比=EG:GC
△FEGと△FGCの面積比=EG:GC だったでしょう?
ということは、これらをタテに加えた面積の和も
EG:GCの比になるはずです。(加比の理)
△EBGと△FEGを加えると△EBF
△GBCと△FGCを加えると△FBC になります。
△EBFや△FBCの面積は
底辺×高さ÷2 で簡単に求められます。
△EBF=3×4÷2=6
△FBC=8×5÷2=20
少々説明に時間がかかりましたけど、ここで答えがわかりました。
EG:GC=△EBF:△FBCを利用して、6:20=3:10が解答となります。
ふ〜ぅ。
面積の比がEG:GCの比になる三角形が図の中に3組もあるんですね。
その中で、一番面積を求めやすいのが△EBFと△FBCという仕掛けでした。
はいはい。ちゃんと覚えてますよ。コーヒショップ・リーの意味でしょ?
なんかイザとなったら言うのが恥ずかしくなってきました。
ふだんの授業では平気で使ってますけど、
ここには大人のお客さんもいますよね。
あ〜恥ずかしい。でも思い切って言ってみましょう。
カヒノリ転じてカフェノリ、もいちど転じてカフェノリー
カフェはコーヒーでしょ?
だからこの考え方は、
いつのまにかボクの授業ではコーヒショップ・リーという名前になりました。
別にここまで引っ張るほどの話じゃありませんでしたね。
まあ、ひとつお勉強しちゃったということで、それは水に流してくださいまし。
ではみなさん、またいつかの講座でお会い致しましょう。
季節の変わり目です。どうぞお風邪など召されませんよう。
では最後に宿題です。
できた人は、トップページの解答用紙から送信してください。
正解者は「正解者コーナー」で定期的に発表しています。
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